2014/09/27

当店のカッティング・エッジ


昨日のブログで紹介させてもらった「秋だけ栗栗タルト」ですが、
ランチタイム終了時にはほぼ完売という形になりました。

うっ・・・・・
その後も栗栗を求めて、何名かのお客様に来ていただいたのですが、お出しすることが出来ませんでした。
申し訳ございません。

栗栗タルトに関しては、「今年はまだなの?」なお声を頂いており、作っておる我々でさえ、発売前から嫉妬するくらいの人気ぶりでした。


もうひとつ驚いたことは、多くの皆様がブログをご覧になってお買い求めになられたことです。

もうすこしブログというものを販売や営業に役立て、売り上げに直結するツールとして使わなくてはイケないのでは??

などと考えましたが、魅力ある商品を発信するのが先でございますね♥


魅力ある商品
こちら発売からの人気商品

ピーカンナッツとクルミの一本満足バー ¥180

改め→

ピーカンナッツとクルミのキャラメルバー ¥180

クレームが来てもおかしくないくらいの一本満足バーでしたが、おばあさんに「一本満足バーってどういう意味」と聞かれて、グウの音も出なかったので改名します。


改めて売れ行きが悪くなったら戻してみたいと思います。

名前以外は変更点は無く、がっしりとしたボディ感とキャラメルとナッツの波状攻撃。
一本で朝から晩まで満足していただける非常食クラスの美味しさです。


栗栗タルトが無い場合でも、その他大勢のケーキ&クッキーがお待ちしておりますよってに、よろしくお願いいたします。

栗栗タルト行列が出来るくらいになったらと、夢想して。。。



i Phone 6 に並ぶという行為も、予約すれば手に入るのに。。。
と、言われますが。

刹那的ではありますが、消費の最先端のように思われます。

最先端であるのは買った瞬間だけですが、体験できるという意味では
並ぶ価値があるのかもしれません。

世の中ではLine乗っ取りなどが賑わっておりますが、いまもガラケーの僕からしたら、ラインと言われたら未だに卍ラインのことかぁ。。。と窪塚君のことしか頭に浮かびません。


そんな僕も一度だけ消費の最先端にいたような時がありました。

小学校5年か6年のときのドラクエⅣの時です。

今とさほど変わらず、当時もファミコンに疎い小学生だったのですが、世間ではドラクエ協奏曲よろしく盛り上がっておりました。

もちろんⅣの発売のことなど知らず、家でグースカと寝ておったら朝っぱらから電話が鳴りました。

「あんた行かんの???」ちょっとキレ気味に電話をかけてきたのは母です。

そのころ我が家はパン屋を営んでおり(アンタッチャブルな過去)、早朝から近隣小学生たちがおもちゃ屋の方に行くのを見ていたようです。

そこらへんの子供をとっ捕まえて状況を把握し、息子を駆り立てたようです。

「お小遣いあげるから並んどいで!」

小雨が降る中たたき起こされ、小遣いを渡されまごべーまで並びに行かされました。
(まごべーというのはおもちゃ屋さんです)

ドラクエⅣやりたいからじゃなくて、母親のよくわからん親心で並ばされていたという小学生は非常に稀有で尊い存在でございます。


整理券を渡され?たか記憶が曖昧なのですが、抽選となり、なんとも見事に当たってしまったのです。

当たる人間もいれば、はずれる人間もいる。

悔しくて泣いてる子供もいる。

当たったものの、どのようなリアクションをとっていいのかわからずに、ちょっと恥ずかしいような申し訳ないような気持ちでした。

無欲の勝利というべきか、もはや勝利ですらないのかわからんまま家路について、何故か褒められたような記憶があります。


当時のゲームの最先端を味わいましたが、受動的すぎたのが今更ですが情けないです。

おもいっきりガッツポーズして、はずれた小学生に少し盛って売るくらいの精神力が欲しかったです。


ネットで予約できる時代でも、人間が並ぶのだという行為を見て、自分の過去と現在の栗栗タルトの発売前からの過熱状況をクロスオーバーさせてしまいました。


明日日曜日も1ホールだけですが、ご用意させてもらているので、ぜひぜひお越しくださいませ~

ここが最先端(カッテイング・エッジ)

栗の渋皮煮が甘すぎずに、ほっくりしております。
黒糖とアーモンドのクランブルが甘苦く、タルトがザクザクと・・・。


ゲオの24の歌   YES

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