2012/06/04

誰にも望まれないレビュー



前回に引き続き、村上春樹の翻訳ものを最近読み終わりました。

前回とは一転、バリッバッリおもしろい(前回も名作ですが)。
しかも翻訳したての最新刊(おそらく)だから、先入観もないし、フラットである。


ページを進む手が止まらないし、時間を見つけては読もうとする前向きな読書スタイル。

面白いという言葉が適切なのかはわかりませんが、物語は主人公自身の目線でしか世界が見えないから、不安で仕方ないし、気味が悪いし、恐ろしい。

村上春樹自身が「訳さなくちゃいけない」という思いに駆られたのは、作品の強烈な照射なのでしょう。
あまりに眩しい光を受けて、残像が目をつむっても残っている読後感です。

普段は物語に出てくる外国人の名前を覚えられないまま読みながら「あれ?誰これ?」とページをさかのぼる事もしばしばですが、今回に関しては読み終わって2、3日でも登場人物を覚えているし、ちょいちょい真面目に考えさせられます。


さらに今世の中で起こっていることを暗示してるかの如くの内容なので、不思議な既視感と先が見えない怖さから読まないと不安になるドライブ感がすごいです。


例にもれず、内容に触れるのはタブーなのでこの辺で・・・。

今読むべきだと思います!(断言!)
お店に置いてるから是非読んでみて!
もしくは本屋に走れ!



5日の日替わりランチ ¥850
タラのフライ ゆずこしょうタルタルソース なり
付け合せは ブロッコリーとマカロニのカレーマヨサラダ
       ツナとじゃが芋のすりごまあえ です
ご飯、スープ、サラダ、ドリンクつき


お肉のランチ ¥900  変更なしで
豚ばら肉とトマトとかぶの白ワイン煮込み 
ご飯またはパン、スープ、サラダ、ドリンクつき


おすすめのディナーメニューがボチボチ変更しています。
ボチボチ更新していきます!



ヘルメットのストラップに携帯を挟んで話しながら原付を運転してる大人はどうかしてる  YES

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