明日は水曜日で定休日です。
木曜日のランチは
牛すじと焼き豆腐のトロトロ味噌煮でございます。
味噌煮からカレーの話へ流します。
<前回までのあらすじ>国境の町でデジカメを壊してしまい、丸腰でインドのハイライトも言える聖なる地、バラナシ。写真に残せないならば心にとどめておくしかないのかも>
バラナシはほんとうにすごいところだった。。!!
まさにインドを象徴する街のひとつでした。
いや世界にも類を見ない場所なのではないでしょうか。
高い建物はなく、古くて今にも壊れそうな建物が迷路のように立ちふさがり、どこからもガンジス川のガート(沐浴場)に繋がっている。
あの死体も、体洗うのも、洗濯もってしているやつです。
「ALWAYS 三丁目の夕日」みたいな街にも見える、車よりサイクルリキシャ、オートリキシャが多くて車が飲まれている。
そしてヒンズー教の信者が一生に一度はガンジス川の水を浴びたい、つまり沐浴をしたい。
死んだらガンガーに灰を流してほしい。
と願ってきているのか、インド人も興奮気味で「おのぼりさん」気分で溢れている。
聖なる河は乞食も、不具者も、修行の人も、地元の人も、観光客も全部巻き込んで静かに流れていた。
一心不乱に沐浴する人、「客はいねーがー」とマンマークで付いてくる客引き、野良牛、猿、犬なんでも。
ずっとヒンズーの歌が拡声器から流れている。
対岸は不浄の地として誰も近寄らないし、だだっ広い荒野が広がっている。
本当にこちらが「生(現世)」なら、対岸は「黄泉の国(あの世)」のようです。
これこそインド、思い描いていたインドでした。
猥雑さも、喧騒も、迷路のような路地裏の危険な密かさも。
何もかも!!
そして楽しみが大きいほど、デジカメの傷は癒えないのでした~!!!
結局のところインドのことなど1%もわかってはおりません!!!
が、
ここにきて急速にインドに深化しそうな気配。
バターチキンまであと26日!!!
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