2016/06/28

バターチキンを巡る冒険 36

明日は水曜日で定休日です。

木曜日のランチは

牛すじと焼き豆腐のトロトロ味噌煮でございます。

味噌煮からカレーの話へ流します。


<前回までのあらすじ>国境の町でデジカメを壊してしまい、丸腰でインドのハイライトも言える聖なる地、バラナシ。写真に残せないならば心にとどめておくしかないのかも>


バラナシはほんとうにすごいところだった。。!!


まさにインドを象徴する街のひとつでした。

いや世界にも類を見ない場所なのではないでしょうか。

高い建物はなく、古くて今にも壊れそうな建物が迷路のように立ちふさがり、どこからもガンジス川のガート(沐浴場)に繋がっている。


あの死体も、体洗うのも、洗濯もってしているやつです。


「ALWAYS 三丁目の夕日」みたいな街にも見える、車よりサイクルリキシャ、オートリキシャが多くて車が飲まれている。


そしてヒンズー教の信者が一生に一度はガンジス川の水を浴びたい、つまり沐浴をしたい。


死んだらガンガーに灰を流してほしい。
と願ってきているのか、インド人も興奮気味で「おのぼりさん」気分で溢れている。
聖なる河は乞食も、不具者も、修行の人も、地元の人も、観光客も全部巻き込んで静かに流れていた。

一心不乱に沐浴する人、「客はいねーがー」とマンマークで付いてくる客引き、野良牛、猿、犬なんでも。
ずっとヒンズーの歌が拡声器から流れている。


対岸は不浄の地として誰も近寄らないし、だだっ広い荒野が広がっている。


本当にこちらが「生(現世)」なら、対岸は「黄泉の国(あの世)」のようです。


これこそインド、思い描いていたインドでした。
猥雑さも、喧騒も、迷路のような路地裏の危険な密かさも。
何もかも!!



そして楽しみが大きいほど、デジカメの傷は癒えないのでした~!!!


結局のところインドのことなど1%もわかってはおりません!!!

が、

ここにきて急速にインドに深化しそうな気配。

バターチキンまであと26日!!!

0 件のコメント:

コメントを投稿