2014/10/16

バターチキンを巡る冒険 8

<前回までのあらすじ>
チェンナイ(旧マドラス)まで北上してきて、意外にも都会だったために、いちツーリスト的な扱いを受けて少々寂しく感じる。



こちらはチェンナイセントラル駅

チェンナイには大きな駅が3つあり、行きたい目的地によって駅が違います。
ここいらだと梅田周辺のような感じなのでしょうか。


僕はここからさらに北上してカルカッタというところに向かいたいと思っていました。
チェンナイセントラルからは北に向かう列車が出ていることを知ったので、セントラル駅に。




カルカッタより北からのガイドブックは何故だか持っておったので、もう少し楽に移動なり、宿泊なりが出来るのではないかと目論んでおりました。


ガイドブックの有無は賛否両論ですが、まず無駄を少なく出来るメリットはあります。
(行き当たりばったりにもいくつかの段階があり、全くのノープランだとお金と時間の無駄が多いように感じます)

そして明日どこに行こうかなんて部屋でほくそえむことも出来るし、ルート作りも楽しめる。

で、チケットはカルカッタまでは無かったから、カルカッタより南の都市にしてみました。
またチケットを手に入れるのにも、たらい回しにあい2時間くらいかかりました。


本当は外国人専用カウンターというのがあって、そこにたどり着いたら30分で購入できたという話。
ひとつ賢くなったので、次からは最速で買えることでしょう。

しかしインドでのお金のやりとりの場面は、だいたい一筋縄ではいかないです。

とくに公職ではない、民間の商いの方々は。

お金を払うときに起こるQ&A

①お釣りが無い・・・こっちの人は本当におつりを持っていないことが多い。

たまに持っているのに持っていないと言う。

「お釣りが無いから全部くれ」と言ってくることが多い。

交渉や初めから決まっている料金に対して、それ以上のサービスなりを受けたら「チップ」を払ってもいいかなぁなんて思ってしまうんですが。
「それならお釣りを両替してきたらいい」と言っても、
「ここまで遠かった」(オートリキシャー談)、
「チップだ」(売店のおっさん談)。

お釣りは無いというのが二回目の交渉みたいになる。
当たり前のようにお釣りは無い、しかし当たり前だがお釣りは頂きたい。
「そ、じゃあ料金は半額でね、大きいお札分はもらっとくわ」などとほのめかすと、
ポケットからきっちりお釣りを出してくれます。
もしくは両替もしてきてくれます。
どないやねんなっ!?


②俺達はフレンドだ・・初めて会った宿のボーイくん、オートリキシャーのおっちゃん、チャイ屋のおっさん達、売店のおやじ。
「ジャパニ、俺達はフレンドだ。だからその時計をくれ」「俺達はフレンドだからチップをくれ、こんなに遠かったんだ」

唐突すぎる、脈略がなさすぎる。
人類皆兄弟だとは聞かされてきたけど。
「うむ、俺達は初対面だし、名前も知らない。だからあげない」
「兄弟じゃないか!くれよ!」
なんだかブツクサ言われるけど、ねぇ~。

お金を払うという場面は時間に間(ま)があるから言われたい放題だ。

そうやってお釣りをきっちり貰ったからといって、自分だけが納得することで偉大な達成とはみなされないのですが。。。
日本円にしたら10円から50円くらいなのですが。
それが一食になると考えたら、やっぱり貰うべきだ!!
このようにしてインドに慣れていくのでしょう。


とあるチャイ屋。
ひとつ3ルピーくらい。揚げパンだったり、なかにジャガイモ入っていたり。

とある占い師。
ここでの値段は占い後に言い値です。
ただ大きくディスカウントがききます。
チェンナイでは観光地には行っておりません、調べてもいないし。
まぁ散々旧市街みて、チケットで大変だったし、良しとします。
翌日は朝8時45分の列車で20時間の寝台です。
インドの寝台列車は初体験、そもそもインドの列車が初体験だな。

結局のところインドのことなど1%もわかっておりません!

バターチキンまであと51日!!!


明日の日替わりランチ  ¥890

*和風鶏ハンバーグ 生姜テリヤキソース

*もやしときゅうりの酢の物
*豚と小松菜のすりゴマあえ

ごはん・サラダ・スープ・ドリンクつき

お肉のランチ  ¥900

*豚肩ロースの自家製ハムとキャベツの白ワインビネガー煮込み

ごはんorパン・サラダ・スープ・ドリンクつき

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