2015/01/29

バターチキンを巡るあれこれ

<前回までのあらすじ>前回のブログでカルカッタに到着しました。


ここまでの実際の旅行の時間は20日くらいですが、ブログの進行は5か月くらいかかっております。
なかなか進まず、時々何を書いていたのかわからんようになるときもございますが。。。

今回は復習編のようなかんじで、読み返してもらえれば。。。

一旦振り返りつつ、旅行の細かいディティールに迫りたいと思います。

ちょくちょくインドブログ楽しみにしてくれているというお客様の声を直接聞き、励まされております!

それが無かったらひっそりと辞めておりますね。。。


Q・なぜバターチキンを巡る冒険なの?

A・去年の夏くらいにスパイスから作るカレーが自分たちの中で流行っており、メニューでも頻繁に登場しておりました。
スパイシーなカレーばかりに傾倒しつつあったので、常にお店にあるカレーに焦点を当ててみました。
バターチキンカレーはアバウトアコーヒーのオープン当時からの定番メニューです。
エッジの効いたスパイシーさはありませんが、安心のご飯モリモリ食べられる系。

インド旅行した時にバターチキンというものを食べ、とても美味しかったことから今に至ります。

バターチキンとの出会いをブログで書いたら、滞り気味のブログを更新しやすくなるのかなぁと安易な考えからです。
結局このバターチキンのブログも停滞しておりますが。。。



Q・インドではチャイばかりなの?

A・チャイ屋がいたるところにあります。日本ではいたるところに自動販売機があるくらい。
まぁ自動販売機よりは少ないですけど、屋台が基本です。
屋台っていうか、炭火の七輪とヤカンと椅子くらいです。

味は意外に店によって違います。
一杯が10円とか20円くらいなんですが、やはり?高いところの方が
味がより複雑だったように思います。
スパイスとか生姜が効いておりました。

どこも甘いです、めちゃ。
そして熱い。
暑すぎるインドで熱すぎるチャイを飲んだらすっと汗が引くから癖になります。


Q・食事は手で食べるの?

A・僕は手で食べたり、食べなかったりしてました。
外国人ってことでスプーンやフォークをつけてくれることが多いですが、
見よう見まねでいったん手で食べてみたら、何やら美味しく感じました。
よくインドの人は指まで味わうと本か何かで読んだ気がしますが、
言い得て妙です。
考えようによっては、金属や木や竹で作られたものより、
自分の指なら異物ではないですよね。

ポテトチップ食べた後に指まで舐る人なら、その指の味っていうのが
近いです。
あと手で食べたほうがインド人ウケが良いというのもあります。

ちなみに食事は右手。トイレは左手という決め事もあります。
インドでは左手は不浄とされており、左手では食べません。





と、書いたそばから左手で食しておられますが。
ガッチガチではないようです。


インドのトイレにはトイレットペーパーが備え付きではありません。
ボットン式はほとんどなかったように思いますが、半水洗便所とでもいいましょうか、
手桶みたいのが置いており、それで水をすくって、その水でお尻を流します。
もちろん左手で。

お尻を流し終わったら、手を洗い、手桶の水を便所に流したら、完了です。

トイレットペーパーも売っていたと思いますが、
インドの2ヶ月半はほとんどお腹ピーピーでした。

ピーピーじゃない日の方が少ないです。

つまり常におもらし(大)の危険にさらされており、トイレットペーパーを
肌身離さずというのはとても面倒で、トイレに行くたびにトイレットペーパーを
使うとなると、おしりも荒れ荒れだったのではないでしょうか。

さらに左手での洗浄に慣れてくると、とても綺麗になった気もするし、
まず気持ちいいです。
インドを離れると自然と左手洗浄はしなくなりますが。。。

さすがに今も左手洗浄してるなんて言うと、
お店の営業方針も問われそうですが、
インドの飲食業の方々もしっかりと手を洗われておりました。

(一度不安になり、お店の人がトイレに行った後を目で追ったことがあります。)


Q・カレーはやっぱりおいしいの?

A・この「バターチキンを巡る冒険」のテーマになるものですが、
インド旅行当初からバターチキンに出会うまで
インドで食べるカレーは
それほど美味しいものではないと思っていました。
種類も無限にあるし、いうなれば国民食。
味噌汁みたいなもので、非常にデイリーで、あふれており、
そんなものだと思っておりました。

「インドのカレーはその程度だ」というのではなくて、
それくらい「普通の食べ物なんだ」考えておりました。

(ハードルを上げるつもりではなく)ブログのオチまでとっておきたいのですが、
バターチキンを食べたらその考えは無くなりました。
自分の浅さに気付き、インドの奥深さに打ち震えました。

Q・カレー以外に何を食べたの?

まずコーラは毎日飲んでいました。
ほとんど中毒のように。。。
毎日暑くて暑くて、いったん飲みだすともっと飲みたい!
明日も飲みたい!となり、気付くと毎日のように飲んでいました。
これはイカン!と思い、コーラ断ちをして、
炭酸水に切り替えました。
のど越しが欲しかったのですね。

ビールなどは売店で簡単には売ってなかったです。
酒屋さんみたいなのもが夕方から?開いてそこに行かないとビールは
買えなかったように覚えています。
宗教的な理由でしょう。

カレー以外に何を食べたのか?
というよりも、何を食べてもカレー味という感じ。

スナック菓子から、ドーナツにも、あげくサラダにもカレーパウダーが
かかっておりました。

最後の方はちょっとうんざりしてました。

日本人の僕からしたら「どれもこれもカレー味」という括りですが、
インド人からしたら微妙に違うのでしょう。

スーパーでおかき買おうとして、味を見ますが、
外国人からした
「どれもこれもしょうゆ味」になるはず。

そこにおかきの堅焼きなのか、濡れおかきなのか、
のりが付いているのか、こんがりしたしょうゆなのか、ほんのりしょうゆなのかと。


安ホテルの屋上などの暇そうなレストランなどで、
全くカレーっ気のない食べ物を頼んでみると、
メニューには載っているけれど、

「絶対作る気ないだろ」
「もしかしたら作ったことないけれど、旅行者向けに書いてみたんじゃ・・・」

と、思わせるリアクションで。

トマトソースパスタなんてのを頼んでみたら、
子供が全速力で買い出しに行ったり、
キッチンでアレコレ聞こえるんだけど、
言葉はわからんけれど、芳しくない様子。

やたらと時間かかります。

本気で一時間くらいかかります。

で、全然おいしくないです。
「あ~やっぱカレーにしといたらよかったかなぁ」くらい。

メニューに載せなきゃいいのに。。。

Q・宿は快適なの?

A・値段相応だとは思うのですが、運もあると思います。
ドミトリーっていう何人かで一部屋っていうのはとても安く、一泊200円とか300円とかです。
それでも広いし、空気の抜けが良かったりしたら安眠です。

他人と共用という安心と盗難の不安とかもありますが。
友達もできるし、良いことの方が多いです。

1人部屋の個室でも空気の抜けが悪く、窓を開けても蚊が多いっていうのも困りました。
蚊取りなんてほとんど聞かないし。

1日中暑いし、汗かいたら水シャワーを浴びて涼をとるっていうのが、常です。

時たまドミトリーにはベッドに水を撒いて、気化熱で涼しくなるっていう強者もいます。

Q・蚊以外の虫は?

蠅が多いです。
しかも慣れます。食事に入っていても何とも思わなくなります。
そりゃ除けて食べます。

麻痺に近いのですが、
店員さんに言って取り替えてもらう事自体が面倒になります。

Q・なんで面倒になるの?

インドでは定価表示というものが少なく、たとえ水を買う時でも
「いくら?」とか「5ルピー?」とか値段のやり取りがあります。
それはタクシーに乗るにしても、果物を買うにしても、歯ブラシを買うにしても。
食事するところでは値段表示されているところが多いかな。

で、昨日の水の値段と今日の水の値段が違うときもあるし。



毎日、あらゆることに対して
いつも繰り返していたら。

なんか億劫になるんです。。。!!!
極力波風を立てずに、お買物したいってなります。

もちろん
FACE TO FACE
素晴らしいです。

向き合う余裕があるときはいいんですが、
吹っ掛けられてないかな、
ぼられないかな、
なんてネガティブになるときだってあります。

つーことで蠅ごときが食事に入っていようが、飛んでこようが
何ともなくなるのです。


非常にざっくりですが、進むブログでは書いていなかったこともかけたので、
もう少し読むときに踏み込んでもらえるのではないでしょうか、と期待して。


まだまだバターチキンまでは遠い道のりですが、頑張って書き進めますので、皆様もジリジリと読み進めてくださいませ。


と、いっぱしのインドかぶれを気取りましたが、インドのことなんぞ
1%もわかってはおりません。

しかしインドにはいつでも100%行きたい気持ちでいっぱいです。(仮に1ヶ月以上休みがあるなら)

いや、しかし1ヶ月も休みならインド以外もいいなぁとも考えてしまします。
ハワイとかの方がとか、やっぱり。。。

しかし、しかし!やっぱりインドに強く惹かれます。

そもそも1ヶ月も休んだら、そのまま廃業してしまうので妄想程度で止めておきます。

妄想をしっかり書き留める作業がこのブログなのです。


バターチキンまであと42日くらい!!!



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